平素より、弊社所属タレントを応援いただき、誠にありがとうございます。
SNSの利用に関する大切なお願い事項をあらためてお知らせいたします。
ルールを守って応援いただきますよう、ご協力お願い申し上げます。
肖像権と著作権
肖像権
肖像権は、人の「プライバシー」に関わる権利です。自己の容姿を無断で撮影されたり、利用・公表されたりしない権利で、人格権に基づいた『プライバシー権』と財産権に基づいた『パブリシティ権』という二つの側面があります。
◆ プライバシー権(人格権)
著名人に限らず、誰もがプライベートな写真や映像を撮影されたり、無断で公表されたりしないように主張できる権利です。SNSやWebサイト、雑誌などに本人の断りなく写真や映像を掲載すると、プライバシー権の侵害行為になります。
◆ パブリシティ権(財産権)
俳優やタレント、アーティスト、お笑い芸人、スポーツ選手などの著名人の肖像や氏名には、顧客を商品などに引きつける力(顧客吸引力)が生まれます。この顧客吸引力から生じる経済的な利益や価値を、本人が独占することができる権利です。著名人の財産である肖像、写真、氏名などを無断で利用、販売、公表することはパブリシティ権の侵害行為になります。
著作権
写真、映像、音楽、ロゴ、ホームページのデザイン、絵画などの著作物を創作した者(著作者)に与えられる権利です。これら著作物を著作者に無断で複製し、SNSを含むインターネットで配信することは、著作権の侵害になります。
具体的には?
OK行為
- アーティスト公式アカウントやスタッフ公式アカウントの投稿を、リポストやリツイート機能を使用して共有
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リポストやリツイートなどSNSの機能を使ってシェアしたり、ツイートのURLをコピーしての共有はOKです。ただし、共有する際に加工やコメントなどで、弊社アーティストや他のファンの皆様を不快にさせたり、誹謗中傷だと思われるものに関しては、名誉棄損として責任を問われる場合がありますのでご留意ください。
- アーティストの楽曲を使用して、歌ってみた・演奏してみた・踊ってみたなどの動画を自分のSNSや動画投稿サイトに掲載
- アーティストの画像をSNSアイコンとして使用
-
■アーティスト写真
■アーティスト公式アカウントに投稿された画像
■雑誌や写真集の表紙
■ポスターや看板
■CDのジャケット写真
などを撮影して、SNSアイコンとして使用することは、本来であれば肖像権や著作権などを侵害する行為となりますが、弊社アーティストに対する好意的な応援と受け取れる使用については、原則取り下げ依頼はいたしておりません。ただし、アーティストの評価や価値を下げたり悪質と判断したものに関しては、注意や取り下げ依頼をさせていただきます。また、販売元や出版元によっては禁止していたり、取り下げ依頼をされている場合もありますのでご留意ください。
NG行為
- アーティスト公式アカウントやスタッフ公式アカウントが投稿した画像・動画を保存して、自分のSNSに投稿
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リポストやリツイートなどの機能を使用せずに無断で転載する行為は、権利侵害となる場合がありますので、各SNSの機能をご利用ください。
- サイト内の画像や動画、会員限定コンテンツをスクリーンショットなどで保存して、自分のSNSに投稿
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有料・無料に限らず、サイト内の画像や動画を転載する行為は、アーティストや制作者の著作権などを侵害する行為にあたります。また、ファンクラブや有料コンテンツとして掲載されている写真・動画、記事などに関しても会員限定のサービスとなりますので、他の方に共有したりご自身のSNSに転載する行為はおやめください。
- アーティスト写真・アーティスト名・ロゴ・キャラクターなどの著作物を利用してグッズを作成
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アーティストに関わる著作物を利用してグッズを作成する行為は、個人で楽しむ範疇以外は禁止いたします。アーティストの似顔絵やイラストを描いて作成したグッズに関しても同様です。なお、個人で楽しむ範疇においても、アーティストの評価や価値を下げるようなグッズ作成は、おやめください。また、作成したグッズを売買・配布する行為は、肖像権・パブリシティ権の侵害となりますので、禁止です。
- YouTubeなどで公開されたMVや動画を、スクリーンショットや録画をしてSNSに投稿
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YouTubeなどの画面を保存した画像や動画、不正ダウンロードで得た映像を投稿することは違法です。ただし、YouTubeにリンクさせたり、動画のURLをコピーしての投稿はOKです。
- テレビ番組やDVDなどの映像作品、新聞・雑誌・写真集などの中面の写真を撮影して、SNSや動画投稿サイトに掲載
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アーティストの肖像権はもちろん、テレビ番組や新聞、雑誌の記事にも著作権などの権利があります。有料で販売・配信されている雑誌などの中面を撮影して、転載する行為も権利の侵害となりますので、おやめください。
- ライブやイベントの模様を盗撮・盗聴して、自分のSNSに投稿したり映像を売買する行為
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ライブやイベント中はもちろん、出演者がいない場合でも会場内での写真撮影および動画撮影は基本的に禁止です。ライブの映像や音声をSNSに投稿する行為は、著作権などの侵害となりますので絶対におやめください。また、ライブやイベントの内容を楽しみにされている方もいらっしゃいますので、ネタバレになるような投稿はお控えください。なお、ライブやイベントによっては一部撮影OKであったり、フォトスポットが設置されている場合もありますので、公演ごとにご確認ください。
- 配信ライブやオンラインイベントの映像を録画して自分のSNSに投稿
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リアルライブだけでなく、オンラインによるライブやイベントに関しても、映像を録画する行為は禁止です。この映像をSNSに投稿することは著作権の侵害となります。
- アーティストを許可なく撮影して、その写真をSNSに投稿
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アーティストに限らず、相手の許可なく撮影した写真や動画をSNSに投稿する行為は、権利侵害行為にあたります。ライブやイベントはもちろん、街中でプライベートに遭遇した際も同様ですので、無断で写真を撮影する行為は絶対におやめください。
- 違法アプリで音楽を入手して視聴
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CDや配信などで販売されている音楽が、違法にアップされていることを知りながら、ダウンロードしたり視聴する行為は禁止です。
- CDを複製して販売したり、楽曲をカバーして販売する行為
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自分やご家族が楽しむための「私的使用を目的とした複製」であれば、著作権の侵害にはあたりませんが、友人に配布したり販売する行為は、上記に該当しませんので禁止です。また、楽曲のカバーは構いませんが、著作権の適正な処理をせずに販売する行為はおやめください。
- 個人サイトやアーティスト応援サイトおよびSNSなどで、アーティスト写真や歌詞・楽曲を掲載
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アーティスト写真や公式アカウントに投稿された画像、雑誌などの写真には全て著作権があり、画像データの使用は禁止です。また、アーティストの写真に限らず、歌詞や楽曲を無断で掲載する行為は、曲の長さに関わらず著作権・著作隣接権の侵害に該当しますのでおやめください。
- メールマガジンの無断転載
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弊社から配信しているメールマガジンの内容を、SNSに無断で転載したり転送する行為は禁止です。
その他
- SNSで違法な投稿やアカウント、誹謗中傷を見かけた
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肖像権・著作権の侵害となりますので、「ワタナベエンターテインメントお問い合わせ」の『その他のお問い合わせ』よりご連絡ください。また、インターネット上の違法情報や違法行為を対処している団体もありますので、ぜひそちらもご利用ください。
★インターネット・ホットラインセンター
http://www.internethotline.jp/ - ワタナベエンターテインメントのスタッフと名乗る人から連絡があった
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弊社アーティストおよびスタッフが、オフィシャルサイトやSNS以外で発信・書き込みをすることはありません。近頃、芸能人を装った偽装メールやSNSのなりすましアカウントが多数発生しておりますので、メール内の添付ファイルやURL、SNSに投稿されたURLは絶対に開かないようお気を付けください。また、不審なDM(ダイレクトメール)を受け取った場合には、メッセージのやり取りは行わずに、削除やアカウントのブロックをお願いいたします。
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